人類史上初?皆既月食と天王星食

11月8日に起きた「皆既月食」。皆さんはご覧になりましたか?
太陽と地球と月が一直線に並んだ時に見られる現象で、月が地球の影にすっぽり隠れてしまうのだそうです。
私も仕事の帰り道、空を見上げて月が欠けていく様子を観察しました。バスに乗る前は丸かった月が、降りた時には半分になっていて、不思議な気分になりました。
21時頃には月が赤く染まっていたらしく、母も「お~!」と楽しそうに窓から外を眺めていました。

そんな珍しい現象が起こる皆既月食と同時に、この日は「天王星食」が起きました。これは月が天王星を隠してしまう現象で、月食と同時に起きるのは非常に珍しいことだそうです。
前回同時発生したのはなんと442年前!織田信長たちが活躍した安土桃山時代にまで遡ります。
しかしその時代にはまだ天王星というものは発見されていなかったそうで、天王星であると認知して観測したのは今年が初めてだそうです。人類史史上初ということで、とても浪漫にあふれる日でしたね。

そして次に同時発生するのは322年ごと予想されています。
その時の地球は一体どうなっているのか、全く想像が付きませんが、今と同じように皆で空を見上げられるような平和な世界であって欲しいと思います。
もしかしたら月から観測してるかも知れませんね!