ウィリアム・モリス展

お隣富山県の高岡市美術館で5月7日(日)まで開催されている「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」展に行ってきました。

ウィリアム・モリスは、壁紙やカーテンなどのテキスタイル・デザイナー兼これらのデザインを使った商品を製造販売する会社の経営者として有名で、現在でも様々な商品が販売されています。
展覧会では、草花や小鳥をモチーフにした美しい模様の壁紙と布地が多数展示されていました。私が特に気に入ったのは、入場チケットの裏面にも使われている柳の図柄です。

寡聞にして知らなかったのですが、彼は出版社も興していたそうで、その本も展示されていました。本文の回りを蔓草文様で囲った装飾は、いかにもモリスらしく、一見の価値ありです。さらに驚いたことに、本に使用しているフォント(アルファベットの書体)もモリスがデザインしたものだそうです。
多才な人だったんですねぇ。